by 梅津志保
「平和な時にしか妖怪は語られない。」水木しげるさんが語った言葉として、NHKのニュースで紹介されていた。
また、先日、ETV特集 戦後70年企画「ドナルド・キーンの日本 前編 日本文学を世界へ」を見た。ドナルド・キーン氏は、余情という日本人独特の価値観について考え続けたという。
身近に戦争がある状況では、妖怪も余情も存在しない。戦争をくぐり抜けて生きて来た二人の言葉は重い。
俳句を作り、読み、語る。文学が近くにあることを当たり前と思うことなかれ。戦争を知らない私が、戦争について考えるのはこんなアプローチからかもしれない。
小さな詩形、俳句を、そして、平和をこれからもバトンタッチできるようしっかり考えていかなければいけない。。
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